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PDFファイルをブラウザから確認する方法

PDFファイルをブラウザから確認する方法を解説します。

PDF::API2を使って、プログラムでPDFファイルを作成している場合、PDFを開いて確認するのが、少し面倒に感じます。

またLinuxを使って、PDFを生成した場合に、ダウンロードして確認するのは、大変です。

WebサーバーでPDFファイルを配信して、Webブラウザで確認できると便利です。Webブラウザは、PDF表示に対応していますので、これを利用しましょう。

Mojoliciousを使ってWebサーバーを起動する

静的ファイルを配信するWebサーバーを、起動するには、Mojoliciousを使うのが、簡単です。

Webサーバーのプログラム

Webサーバーのプログラムを以下のように記述しましょう。名前は、serve.plにします。

# serve.pl
use Mojolicious::Lite;

app->start;

デフォルトでは、静的ファイルのディレクトリは「public」というディレクトリなので、PDFファイルを出力するディレクトリに変更しましょう。PDFファイルをカレントディレクトリに出力している場合は、静的ファイルのディレクトリをカレントディレクトリに変更すると、よいでしょう。

# serve.pl
use Mojolicious::Lite;

# 静的ファイルの配信ディレクトリを変更
app->static->paths(['.']);

app->start;

Webサーバーの起動

Webサーバーを起動するには、morboコマンドを使用します。

morbo serve.pl

これでWebサーバーが起動します。以下のURLでアクセスできます。デフォルトのポートは3000番です。

# ローカルPCの場合
http://127.0.0.1:3000

# リモートのLinuxの場合
http://サーバーのIPアドレスあるいはドメイン名:3000

ポート番号の変更

ポート番号をデフォルトの3000番以外に変えるには、「MOJO_LISTEN」環境変数を使用します。以下は、3001番に変えるサンプルです。

MOJO_LISTEN=http://*:3001 morbo serve.pl

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