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return関数 - 戻り値の返却

return関数を使うとサブルーチンの戻り値を返却することができます。

return 戻り値

実際に使用する場合は、returnをサブルーチンの中で記述します。

sub sum {
  my ($num1, $num2) = @_;

  my $total = $num1 + $num2;
  
  # 戻り値の返却
  return $total;
}

戻り値は、サブルーチンを呼びだして取得できます。

my $return_value = sum(2, 4);

空のreturn

空のreturnは、特殊な構文で、リストコンテキストの場合は、空リストを、スカラコンテキストの場合は、undefを返却します。

# 空のリターン
return

Perlでは空のリターンは頻繁に使われる構文です。

複数の戻り値

Perlでは、リスト配列を使用すると複数の値を返却することができます。

# リストを返却
return (3, 5);

# 配列を返却
my @nums = (3, 5);
return @nums;

この方法で複数の値を返すことができるのですが、個人的には、配列を返すよりも、配列のリファレンスを返すことをお勧めします。

returnとexitの違いは?

returnはサブルーチンの中から呼び出し元に戻るときに利用するのに対して、exitはプログラムそのものを終了させてしまいます。サブルーチンを終えるときは、必ずreturnを使うようにしましょう。exitを明示的に記述することは、ほぼないです。

returnの使い方についてさらに詳しく

サブルーチンの具体的な作成方法については、以下の記事をご覧ください。returnの使い方についても詳しく解説しています。

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